楽天インデックス・シリーズの評価【バランス・全世界株式・全米株式など】

楽天インデックス・シリーズの評価

楽天インデックス・シリーズは、世界最大級の運用会社「バンガード社」のETFに投資信託を通じて手軽に投資できることが評価されているインデックスファンドシリーズです。

楽天・VTは、今でこそ当たり前となった「日本を含む全世界株式インデックスファンド」の先駆けで、「投信ブロガーが選ぶ！Fund of the Year 2017」で1位を獲得しています。
また、楽天・VTIは、厚切りジェイソン氏が書籍で紹介して注目されたこともあり、その純資産総額は1兆円を超えています。

楽天・VXUS提供開始

2022年12月22日より、楽天・VXUSが提供開始されました。低コストでアメリカ以外の全世界株式へ投資できるインデックスファンドです。他に類似商品のないユニークな投資信託です。

全世界株式（VT）【eMAXISと比較】

楽天・VT（楽天・全世界株式インデックス・ファンド）は、VT・VTI・VXUSを介して全世界株式へ投資するインデックスファンドです。楽天証券のiDeCoでの略称は「楽天全世界INDEX楽天DC」となっています。

以下の表は、人気銘柄「eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）」と比較したものです。

小型株も含めて幅広く分散投資したい人には、楽天・VTがおすすめです。

一方、低コストかつシンブルな仕組みで全世界株式に投資したい人には、eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）がおすすめです。
SBI・V・全世界株式や楽天VTは三重課税だからオルカンがいいと言われました。

全米株式（VTI）【全世界とどっちがいい？】

楽天・VTI（楽天・全米株式インデックス・ファンド）は、VTIを介して米国株式へ投資するインデックスファンドです。楽天証券のiDeCoでの略称は「楽天全米INDEX楽天DC」となっています。

「全米と全世界どっちがいいの？」というご質問をよくいただきます。
アメリカだけに投資したい場合「楽天・VTI」、特にこだわりがなければ「楽天・VT」がおすすめです。

全米株式を選ぶメリット

メリットの1つとして、ノイズになるような国へ投資しなくて済むことがあります。
新興国の中には、他国への軍事侵攻により金融制裁を受け、流動性に問題が生じ指数から除外されるような国が出てくることもあります。アメリカだけに投資していれば、このような国に投資することを回避できます。

全世界株式を選ぶメリット

より分散された株式投資を実現できることがメリットです。
これから最も良い投資成果を上げるのはどの国なのか誰にも分かりません。予測不可能であるなら、全世界に投資しておくのが無難です。アメリカだけに投資対象を限定してしまうと、成長著しい新興国から得られる投資成果を逃してしまうことになりかねません。

バランス型【株式重視・均等・債券重視】

楽天・インデックス・バランス・ファンドは、バンガード社の投資信託証券を介して、全世界の株式・債券に分散投資するバランス型のインデックスファンドです。資産配分の異なる3銘柄から選べます。

リターンが求められる株式については為替ヘッジを行わず、リスクの低減が求められる債券については為替ヘッジを行います。

信託報酬も比較的低く設定されており、おすすめできるバランスファンドです。

ラインナップ

タブで切り替えられます。

• 信託報酬
• 販売会社

銘柄名	信託報酬
楽天・VT	0.191％
楽天・VTI	0.162％
楽天・VXUS	0.202％
楽天・VWO	0.212％
楽天・VYM	0.192％
楽天全世界債券	0.232％
楽天インデックスバランス（株式重視型）	0.211％
楽天インデックスバランス（均等型）	0.217％
楽天インデックスバランス（債券重視型）	0.223％

銘柄名	楽天	SBI	マネックス	松井
楽天・VT
楽天・VTI
楽天・VXUS		-
楽天・VWO
楽天・VYM
楽天全世界債券
楽天インデックスバランス（株式重視型）
楽天インデックスバランス（均等型）
楽天インデックスバランス（債券重視型）

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