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【ひふみ投信に取材③】話題の「ひふみクロスオーバーpro」の評判は?

取材中の藤野英人氏

(藤野英人さん)

「ひふみプラス」や「ひふみ投信」などのひふみシリーズを運用するレオス・キャピタルワークスの藤野英人氏にインタビューしてきました!(本ページは3ページ目です。)

【ひふみ投信に取材②】では、ひふみ投信における2024年の総括と2025年の展望についてお伺いしました。このページでは、未上場株式に投資できる「ひふみクロスオーバーpro」について、くわしく解説していただきました。

ひふみ投信(公式サイト)

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今後はどんな商品を設定する?【未上場株?インド株?】

にしけいにしけい

今後、どのような商品を世の中に届けていきたいと考えていますか?

お客様に「こういう商品が欲しかった」と言ってもらえるような商品を提供したいです。多くの人は「リスクがないけれど儲けたい」という思いを抱いているのではないでしょうか。もちろん「この銘柄を買えば必ず株価が3倍になる」という銘柄はありませんが、リスクを抑えつつ一定程度のリターンが見込める商品は作れるかもしれません。

藤野さん

にしけいにしけい

藤野さん自身が、今後挑戦したいことはありますか?

『ひふみクロスオーバーpro』のような商品で、未上場企業をもっと多く組み入れることに挑戦したいです。変動が大きいものの、将来大きく成長するかもしれない芽がある商品を作ることも大事だと思っています。

藤野さん

現在は法律の関係で、未上場企業への投資比率はポートフォリオ全体の15%までと決められています。経産省や金融庁と議論して、法律で決められている投資比率の上限を引き上げることができれば、未上場企業のウエイトが大きい商品を作ることが可能です。

藤野さん

こうすることで、投資家の皆様によりワクワクを提供できるようになるでしょう。

藤野さん

にしけいにしけい

「ワクワク」は大事なキーワードなのですね!

商品の中に適切なワクワクやおもしろさをどのように盛り込んでいくかが大事です。今は日本株を中心としていますが、世界株に手を広げることも大事だと考えています。

藤野さん

にしけいにしけい

最近だと、新興国の中でインドへの注目度が高まっていますよね。インド企業の組み入れも視野に入れているのでしょうか?

もちろんです。先月、私と湯浅(副社長)の2人でインドへ行ってきました。この2人は時間の都合で一緒に出張へ行くことはほとんどないのですが、それだけインドは重要視しているということです。

藤野さん

にしけいにしけい

実際にインドへ訪れてみて、何か発見はありましたか?

インドへ行って「すごいな」と思ったことがあります。それは、ドミノピザのフランチャイジーです。ドミノピザのブランドを掲げてピザを販売しているだけなので、普通に考えるとに付加価値があるようには思えないですよね。

藤野さん

※)フランチャイジーとは、マクドナルドやドミノピザといったフランチャイズの大元となる会社からブランド名を借りて店舗を出し、大元となる会社の代わりに商品を販売したりサービスを提供したりする会社を指します。

しかし、株価は10年前と比べて10倍に迫る勢いです。背景には、インドで人口増加が続いていることが挙げられます。インドに行って、若者が多くて市場が伸びることのインパクトをまざまざと感じました。

藤野さん

この点でインド株投資は、日本人が忘れている「市場の拡大によって恩恵が受けられること」を思い出させてくれるため、おもしろいなと思います。インド株を組み入れるかはまだわかりませんが、地域の開拓は視野に入れています。

藤野さん

にしけいにしけい

インド株への投資も「ワクワク」を届けられそうですね!

ひふみクロスオーバーproとは?

なぜ未上場株式への投資に積極的?

ひふみクロスオーバーpro

ひふみクロスオーバーproは、2024年9月に新規設定された新しい投資信託です。国内外の成長が期待できる未上場企業と上場企業に投資する投資信託として注目を集めています。 未上場株式は市場で売買されていないため、一般の投資家は証券会社経由で取引できません。

なぜ、「未上場株式」に投資できる商品を提供することに決めたのか、質問しました。

にしけいにしけい

リスクの高い未上場企業(以下、スタートアップ企業)への投資は、金利の上昇が想定される中で魅力が下がってしまうと考えられます。このような逆風の環境下にありながら、スタートアップ企業への投資に積極的なのはなぜでしょうか?

理論的にはそのとおりです。スタートアップ企業への投資環境はそのようになっていると思います。それでもスタートアップ企業への投資に強気な理由は「仕組み」にあります。

藤野さん

日本において、クロスオーバー投資はそうかんたんにはできません。なぜなら、規制が存在しているからです。一方で、米国ではクロスオーバー取引がしやすい環境にあります。理由は、未上場株と上場株の区別がほとんど存在しないからです。

藤野さん

※)クロスオーバー投資とは、未上場株式と上場株式の両方に投資することを指します。ひふみクロスオーバーproは、主に未上場株式と組入時点でIPO後5年以内の株式に投資し、未上場株式が上場した後も投資を続けます。

ひふみクロスオーバーproの組み入れ資産イメージ
出典:レオス・キャピタルワークス

米国には、スタートアップの段階から企業に投資し、上場というイベントを経て、その先まで投資し続ける投資家がたくさん存在しています。

藤野さん

にしけいにしけい

そもそも投資家の考え方が違うということでしょうか。

そうですね。日本において、スタートアップ企業に投資するベンチャーキャピタリストは、上場株のことをまったく知りません。理由は、投資先企業が上場したタイミングで株を売ってしまうからです。

藤野さん

上場株のファンドマネージャーからすると、スタートアップ企業への投資は“野蛮な世界”なのです。このため、スタートアップ企業についての知識は持っていません。

藤野さん

したがって、ファンドマネージャーでありながらスタートアップ企業に詳しい人は、ほとんど存在しないでしょう。私は上場企業とスタートアップ企業の両方に人脈を持っているので、この点で優位性があります。

藤野さん

にしけいにしけい

エンジェル投資家としての経験を持っている藤野さんだからこそですね。まさに『唯一無二』だと感じます。

※)エンジェル投資家とは、起業して間もない企業に資金を出資する投資家のことです。

そうですね。この点で日本は米国と比べて圧倒的に差があり、さまざまな問題を生んでいると考えています。

藤野さん

ちなみに私たちが投資するのは、スタートアップ企業の中でも「上場する2年ほど前の企業」となります。このタイミングで投資する理由は、ベンチャーキャピタルが出資しないからです。

藤野さん

スタートアップ企業自身も、上場2年前の段階では、ベンチャーキャピタルに出資して欲しくないと考えています。仮に20億円の出資が受けられたとしても、上場する2年後に株を売ってしまうからです。

藤野さん

また、日本でクロスオーバー投資が認められていなかったため、上場の2年ほど前から出資して上場後まで持ち続ける投資家が存在しなかったという背景もあります。

藤野さん

スタートアップ企業からの評判

にしけいにしけい

スタートアップ企業からの評判はいかがでしたか?

スタートアップ企業から問い合わせが殺到している状態です。上場を控えたスタートアップ企業は、成長投資の資金を確保したくても、上場するまでは資金調達できないという課題を抱えていました。

藤野さん

私たちは、上場を2年後に控えたスタートアップ企業に対して投資することで、この課題を解決しようとしています。

藤野さん

にしけいにしけい

とてもおもしろいですね!私自身、スタートアップの頃に「企業を応援しよう」と投資した人が上場のタイミングで抜けてしまい、投資家がガラッと入れ替わることに少し違和感がありました。また、上場ゴールの問題が取り沙汰されていますが、クロスオーバー投資が盛んになれば、こういった問題も解消されるのかなと感じました。

まさにそのとおりです!私たちはその問題も解決したいと考えています。クロスオーバー投資は、スタートアップ企業はもちろん、私たちのお客様や私たち自身、そして社会にとってもよい影響が期待できるのです。私自身、これはすごくやりたかったことです。

藤野さん

にしけいにしけい

「三方良し」どころではなく、「四方良し」になるのですね。 『ひふみクロスオーバーpro』の今後がとても楽しみになりました!

そうですね。私たちが注力している理由はここにあります。ぜひ注目してください。

藤野さん

最後に

にしけいにしけい

今回は取材させていただきありがとうございました!

にしけいにしけい

最後に、ひふみに投資したいと考えている人、すでに投資している人に向けて一言メッセージをお願いします。

過去4~5年は、大企業をはじめとした特定の銘柄が上昇する時代でした。しかし、今後はどの銘柄が上がるかがわからない時代になります。また、銘柄によってパフォーマンスの優劣が分かれるので、インデックスに投資しても儲からない時代になると思われます。

藤野さん

このような時代こそ、私たちが力を発揮できる時代と言えます。ぜひ、2025年はひふみにご期待ください!

藤野さん

ひふみ投信のご紹介

ひふみ投信は運用会社であるレオス・キャピタルワークスが直接販売している投資信託です。投資家の長期的な資産形成に貢献することを目的として、国内株式を中心にアクティブ運用されています。

ひふみ投信には、継続保有期間が長くなるほど信託報酬が還元される仕組みがあります。長期でこつこつと資産形成していきたい人にはうれしい仕組みですね!

<「ひふみ投信」の信託報酬>
比較項目 ひふみ投信
信託報酬
(実質)
1.078%
継続保有期間が
5年未満の部分
0.878%
(0.2%還元)
継続保有期間が
5年以上10年未満の部分
0.678%
(0.4%還元)
継続保有期間が
10年以上の部分

ひふみ投信を購入する場合は、レオス・キャピタルワークスで口座開設する必要があります。レオス・キャピタルワークスの口座は下のボタンから開設できます。

ひふみ投信(公式サイト)

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ひふみ投信とは【入金方法は?約定日は?クレジットカード払いはできる?】

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この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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