投資に回すお金がないときは貯金を使うべきですか?
お悩み
投資をはやくはじめたいと思っているのですが、毎月投資に回すお金がありません。
代わりに貯金はあるので、貯金を切り崩していいものか迷っています。
切り崩す場合、つみたてNISAが良いでしょうか。
回答
投資に回すお金がない場合、無理に投資をはじめる必要はありません。急な出費に備えられる金額(生活防衛資金)は確保の上で、貯金を切り崩せる場合は、つみたてNISA(積立NISA)で問題ないでしょう。
生活防衛資金は、月々の生活費の3か月~1年分と言われています。ご自身が安心できる金額が確保できるまでは、無理に貯金を使って投資に回す必要はありません。
特に、つみたてNISAは、長期保有が前提の制度です。途中で売却してしまうと将来得られたリターンを逃してしまうなどのデメリットがあります。また、元本割れのリスクも伴うため、売却したタイミングによっては、銀行口座に預けていたほうがよかった場合もあり得ます。
まずは、急な出費に対応できるよう生活防衛資金の確保が大切です。
関連ページ
つみたてNISAは途中でやめることはできますか?貯金を切り崩せる場合は、つみたてNISAを使って積立投資をしていきましょう。つみたてNISAは、利益にかかる税金がゼロになるお得な制度で、投資初心者でも失敗しづらい仕組みが整っています。毎月100円から気軽にはじめられるのもうれしいポイントです。無理のない範囲で、はじめてみると良いでしょう。
投資に回すお金がない場合は、無理して投資をはじめる必要はありません。まずは、生活防衛資金の確保が大切です。貯金を切り崩す場合は、無理のない範囲でつみたてNISAを活用していきましょう。