初心者向けおすすめ投資信託
投資信託を購入する時に気になるのは儲け『リターン』ですよね。ただリターンと一緒に気をつけて見てもらいたいのが運用にかかる費用です。高いリターンを売りにする商品でも、購入時や運用時に高いコストがかかる商品もあります。例えば購入時手数料が3%、運用管理費用が1.5%かかる投資信託なら、(当たり前ですが)購入1年目ならば4.5%以上値上がりして、はじめて儲けが発生します。これは運用開始時にハンデを持って運用開始しているようなものです。
『高いリターンが出ているからコストは気にならないよ~』と思う方もいるかも知れません。ですが、リターンはあくまでも過去の実績であって、これからの儲けを保証するものではないことに気をつけましょう。
このページでは、購入時の手数料や信託報酬が低いインデックスファンドを中心に投資信託をご紹介します。ここで紹介しているファンドの中には、投資信託に詳しい一般投資家「投信ブロガー」による投資信託の人気投票『投信ブロガーが選ぶ!ファンドオブザイヤー』にランクインするファンドも含まれています。
分類別おすすめファンド
投資対象:バランス
投資の基本は、投資する資産を複数に分け、リスク小さくする分散投資です。バランスファンドは、1本で株や債券など複数の資産に分散投資できるすぐれものです。
国内の株式・債券、先進国・新興国の株式・債券、国内と海外のREITへ均等に分散投資できるファンドです。eMAXIS Slimは、投資信託の運用時にかかる手数料を業界最安水準にすることを目指しており、運用管理費用は、一般的なバランス型ファンドと比較すると特に低いです。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.171% | -1.70% | - % |
【購入できる主な証券会社】
国内株50%・外国株20%・国内債券15%・外国債券10%と、リスクの大きい株への投資比率を高めたバランスファンドです。分散投資でリスクを低くしつつ、利益も狙っていきたいという人は、このような株の投資比率が高く設定されたバランスファンドを選んでみてはいかがでしょうか。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.259% | -2.32% | 3.20% |
【購入できる主な証券会社】
投資対象:全世界
先進国から新興国まで、さまざまな地域の株に投資できます。世界経済を引っ張る先進国と、今後の発展が期待できる新興国に、幅広い地域に投資をしたいと考える人は、全世界に投資するファンドを選ぶと良いでしょう。
世界の先進国から新興国まで幅広く投資できる投資信託です。世界に投資できる商品の中でも、運用にかかる費用が0.21%と低いことが評価され、投信ブロガーが選ぶ「ファンド・オブ・ザ・イヤー2017」で1位にランクインしました。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
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0.229% | -2.17% | - % |
【購入できる主な証券会社】
世界の先進国・新興国の株式に投資できる投資信託です。先に紹介した「楽天・全世界株式~」よりも後に発売された商品で、運用管理費用が0.15%とさらに低くなっています。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
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0.15% | - % | - % |
【購入できる主な証券会社】
投資対象:外国株式(先進国)
ここで紹介する投資信託は、アメリカやヨーロッパなどの先進国株に投資できます。世界の経済の主体とも言えるアメリカを中心に投資したいと考えている人は、このカテゴリの投資信託を選んでみてはいかがでしょうか。
手数料の低コスト化に積極的なインデックスファンド、<購入・換金手数料なし>シリーズの1つです。先進国株に投資できるインデックスファンドの中でも特に高い人気があり、投資信託に集まるお金(純資産)は1,000億円を超えています。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.117% | 0.69% | 5.24% |
【購入できる主な証券会社】
業界最低水準の運用コストを目指すeMAXIS Slimシリーズの1つで、運用管理費用は「ニッセイ外国株式インデックスファンド」と横並びの0.117%です。こちらも運用コストの低さを味方につけ、純資産額が順調に増えています。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.117% | 0.79% | - % |
【購入できる主な証券会社】
投資対象:外国株式(新興国)
世界経済のなかで、大きな成長を期待される新興国に投資できるのが、新興国型の投資信託です。ただし、先進国株に投資する商品と比較すると、値動き(リスク)が大きい傾向があります。後ほど紹介する債券型の投資信託などと合わせて投資し、リスク分散することをおすすめします。
新興国に投資できる商品の中でも、低い運用管理費用と、「eMAXIS Slim」 の知名度で、発売から1年ほどで100億円を超える資産を集めています。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.204% | -9.50% | - % |
【購入できる主な証券会社】
新興国に投資できる商品の中でも、運用管理費用が業界最低水準の0.194%に設定されています。運用がスタートしてから1年ほどで、純資産は10億円ほどまで集まっています。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.194% | - % | - % |
【購入できる主な証券会社】
投資対象:日本株式
日本株に投資するインデックスファンドは、外国株に投資する投資信託よりも比較的リスクが小さく、自分に身近な日本の株式市場に投資できるという点で、これから投資を始める人にも買いやすい投資対象といえます。
<購入・換金手数料なし>シリーズの1つです。TOPIXに投資できるインデックスファンドの中でも、運用管理費用が0.171%と業界最低水準の手数料が設定されています。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.171% | -5.10% | 3.74% |
【購入できる主な証券会社】
こちらの商品も、TOPIXに連動することを目指すインデックスファンドです。運用管理費用は0.172%と、上記「ニッセイTOPIXインデックスファンド」に引けを取らない水準となっています。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.172% | -5.02% | 3.80% |
【購入できる主な証券会社】
投資対象:国内債券
国内債券型の投資信託は、値動き(リスク)が小さいことが特徴です。株やREITなどに投資するリスクの大きい投資信託と一緒に持つことで、リスクの大きさを調整できます。
安定的な運用をするなら債券型投資信託の投資比率を多めに、積極的に運用するなら債券型投信の比率を少なめにしてリスクの調整をしましょう。
業界最低水準の運用コストを目指す「eMAXIS Slim」シリーズの1つです。運用管理費用は0.150%と、業界最低です。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.150% | 0.11% | - % |
【購入できる主な証券会社】
「たわらノーロード」は、運用にかかるコストが低い水準に設定された投資信託シリーズの1つです。運用管理費用は0.151%と、業界最低水準に設定されています。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.151% | 0.10% | - % |
【購入できる主な証券会社】
投資対象:外国債券
世界の主要国債券に投資する投資信託です。国内債券型の投資信託と比較すると、リスクは大きいですが、株式と比較するとリスクが小さいのが外国債券型の投資信託です。株型の投資信託とあわせ持ち、リスクの調整に使いましょう。
世界の主要国債券に投資する投資信託です。外国債券型インデックスファンドの中でも、運用管理費用が最低水準の0.183%で、純資産額は約100億円です。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.183% | -1.91% | -1.34% |
【購入できる主な証券会社】
「ニッセイ外国債券~」と同じく、世界の主要国債券に投資できるインデックスファンドです。運用管理費用は0.183%と業界最低水準となっています。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.183% | -1.86% | - % |
【購入できる主な証券会社】
投資対象:国内REIT
国内の不動産に投資するのが国内REIT型の投資信託です。株に投資する投資信託と同じく、リスクの大きい商品です。メインで投資するのではなく、資産の一部にREITを組み込むのが良いでしょう。
国内REIT型の投資信託の中でも比較的低い運用管理費用で人気の投資信託です。純資産は100億円近くまで集まっています。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.27% | 12.71% | 4.73% |
【購入できる主な証券会社】
日本のREITに投資できるインデックスファンドの中でも、トップクラスの信託報酬の低さが特徴です。純資産額はまだ小さいので、今後の成長に期待したいファンドの1つです。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.183% | 12.82% | - % |
【購入できる主な証券会社】
投資対象:海外REIT
海外の不動産に投資するのが海外REIT型の投資信託です。こちらも、国内REITと同じくリスクの大きい商品です。メインで投資をするのではなく、資産の一部にREITを組み込むのが良いでしょう。
世界の先進国・新興国の不動産に投資できる投資信託です。このカテゴリの投資信託の中では純資産額が大きく、運用管理費用が低い点が魅力の投資信託です。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
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0.29% | 1.68% | 1.39% |
【購入できる主な証券会社】
「ニッセイグローバルリート~」と同じく、世界の先進国・新興国の不動産に投資できる投資信託です。運用管理費用は0.216%と、このカテゴリの投資信託の中では最低水準です。純資産額はまだ小さいので、今後の成長に期待です。
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運用管理費用 | リターン(1年) | リターン(3年) |
---|---|---|
0.216% | 1.91% | - % |
【購入できる主な証券会社】