auカブコム証券(旧 カブドットコム証券)の「フリーETF」とは?
投資信託の中でも『日経平均株価』や『TOPIX』、『NYダウ』などの指標に連動するように作られた商品があります。その中でも、株のように証券取引所に上場されている投資信託は、ETFと呼ばれます。詳しくはETF(上場投資信託)で解説しています。
通常、ETFの売買は株のよう市場で売買するため、どのETFにも販売手数料がかかってきます。しかし、auカブコム証券(旧 カブドットコム証券)では、一部のETFに限って販売手数料を0円(フリー)にする『フリーETF』が用意されています。
例えば、日経平均株価に連動するよう作られたMAXIS 日経225上場投信や、MAXIS トピックス上場投信がフリーETFとして用意されています。(フリーETFに指定されているETFは、ページ後半で紹介しています。)
フリーETFのメリット・デメリット
投資信託は「ノーロード投信」と呼ばれる販売にかかる手数料がかからない商品があります。では、フリーETFのメリット・デメリットは何でしょうか?
メリット:ノーロード投信とETFのいいとこ取り
ETFは、常に値段が変動する株のような特徴を持っています。一方、投資信託は1日に1回しか値段(基準価格)が決まりません。この特徴を活かして、『この価格で売買したい』というニーズを満たせます。そこに、ノーロード投資信託と同じように売買手数料が無料という特徴を追加したのが、auカブコム証券の『フリーETF』です。
例えば1日のうちに日経平均株価が数百円動いたタイミングで売買できるのがETFですが、投資信託の場合はそうした売買はできません。フリーETFは機動的に売買をする方にも向いた商品です。(もちろん信託報酬が投資信託より低いことに着目し、長期的に資産運用をするのもアリです。)
デメリット:取引金額の大きめ・取引が少ない銘柄も
これはフリーETFに限った問題ではありませんが、ETFの中には売買が少なく、指値注文の場合は、取引が成立しづらかったり、成行注文の場合は、思わぬ金額で売買が成立する可能性もあります。ETFを売買する場合は、1日の出来高がどれだけあるか確認した上で売買しましょう。
また、投資信託は数百円~数千円程度の少額から売買できますが、ETFでは数千円~数万円程度の投資金額が必要になってきます。
以上のようなメリット・デメリットを考慮しながら、上手にフリーETFを利用しましょう。
auカブコム証券で売買できるフリーETF
ETF名 | 証券コード | 信託報酬 |
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MAXIS JPX日経インデックス400上場投信 | 1593 | 0.078% |
MAXIS 日経225上場投信 | 1346 | 0.17% |
MAXIS トピックス上場投信 | 1348 | 0.078% |
MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 | 1550 | 0.25% |
SPDR® S&P500® ETF | 1557 | 0.0945% |
ABF汎アジア債券インデックス・ファンド | 1349 | 0.18% |
MAXIS Jリート上場投信 | 1597 | 0.25% |
MAXIS JPX日経中小型株指数上場投信 | 1492 | 0.5% |