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iFreeNEXT FANG+インデックスの評価【今後の構成銘柄入れ替え】

fangの構成銘柄

iFreeNEXT FANG+インデックス※1は、世界的に大きな影響力・高い知名度を持つ会社に集中投資できるインデックスファンドです。フェイスブック※2やアマゾンなど、アメリカに上場されている10銘柄の株式を組み入れています。
※1)アイフリーネクスト・ファングプラス・インデックスと読みます。
※2)現社名はMeta(メタ)となっています。

このページでは、評価や評判、組み入れ銘柄(構成銘柄)について徹底解説しています。

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投資家から選ばれる理由を解説しています。

概要(評価・評判など)

<iFreeNEXT FANG+の概要>
評価・おすすめ度 ★★★★☆ (4/5)
運用会社 大和アセットマネジメント
連動対象 NYSE FANG+指数
ファンド設定日 2018年1月31日
分類 外国株式型インデックス
販売手数料
(購入時手数料)
無料
信託報酬
(運用管理費用)
0.7755%
信託財産留保額 なし

最新のチャートをご覧いただけます。

iFreeNEXT FANG+インデックスの連動対象である「NYSE FANG+指数」は、FANGを中心とした世界的に有名なテクノロジー企業10社から構成される指数です。FANGとは、次の4社の頭文字をつないで、まとめて言うときに使う言葉です。

  • Facebook(フェイスブック)
  • Amazon(アマゾン)
  • Netflix(ネットフリックス)
  • Google(グーグル)

FANG+指数は、「+」となっているように、FANG(4社)にアップルやテスラなど6社がプラスされて計10銘柄で構成されています。(詳しくは次の章で紹介します)

iFreeNEXT FANG+インデックスは、世界的な有名企業に集中投資できる便利な投資信託で、評判も上々です。しかし、集中投資している分、リスクも大きいので注意が必要です。

iFreeNEXT FANG+インデックスの組み入れ銘柄

iFreeNEXT FANG+インデックスは、FANG+指数に連動させるように運用されます。そのため組み入れ銘柄は、FANG+指数の構成銘柄と同じです。

<組み入れ銘柄>
順位 銘柄名 国・地域 組入比率
1 エヌビディア アメリカ 10.0%
2 クラウドストライク アメリカ 9.9%
3 ブロードコム アメリカ 9.9%
4 メタ・プラットフォームズ
(Facebook)
アメリカ 9.8%
5 アップル アメリカ 9.6%
6 アルファベット
(Google)
アメリカ 9.5%
7 ネットフリックス アメリカ 9.5%
8 アマゾン・ドット・コム アメリカ 9.4%
9 マイクロソフト アメリカ 9.2%
10 サービスナウ アメリカ 9.2%

(2024年9月30日時点)

FANG+指数には、FANGに加えてアップルも入っているので、GAFAに投資できるということにもなります。
※Google、Apple、Facebook、Amazonの4社のこと

今後の構成銘柄の入れ替え

現在は、アメリカの企業のみで構成されていますが、以前は、中国企業からも2社が組み入れられていました。アリババとバイドゥです。

アリババ

アリババは、「タオバオ」や「Tモール」といったEC(電子商取引)サイトを展開する会社です。「中国版アマゾン」のようにイメージすると分かりやすいかと思います。

バイドゥ

バイドゥは、中国でシェアNO.1の検索エンジンを提供している会社です。こちらは「中国版グーグル」のようにイメージすると分かりやすいかと思います。

2023年12月の定期リバランスで指数構成銘柄の入れ替えが行われ、アリババとバイドゥは除外されました。

FANGの4銘柄は固定かと思われますが、その他6銘柄については、今後も定期的に構成銘柄が入れ替えられる可能性があるでしょう。

2024年9月の構成銘柄入れ替え

2024年9月の定期リバランスにおいて、指数構成銘柄の入れ替えがおこなわれました。除外されたのは、テスラとスノーフレークです。テスラは、売上高成長率が鈍化したこと、スノーフレークは、時価総額の減少したことが主な要因と考えられます。

新しく採用されたのは、サイバーセキュリティー企業である「クラウドストライク・ホールディングス」とソフトウェアを開発する「サービスナウ」です。

<FANG+指数の構成銘柄入れ替え>
リバランス 新規採用銘柄 除外銘柄
2024年
9月
  • クラウドストライク・ホールディングス
  • サービスナウ
  • テスラ
  • スノーフレーク
2023年
9月
  • ブロードコム
  • アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
2022年
12月
  • アドバンスト・マイクロ・デバイセズ
  • スノーフレーク
  • アリババ
  • バイドゥ
2021年
12月
  • マイクロソフト
  • ツイッター

レバレッジ型のデメリット

iFreeシリーズには、iFreeレバレッジ FANG+という投資信託もあります。日々の値動きがFANG+指数の2倍くらいになるように運用されます。このようなレバレッジ型の投資信託は、値動きが大きいので注意が必要です。

また、レバレッジ型の投資信託には、参考指数が上がったり下がったりを繰り返すと、その銘柄の価格が押し下げられてしまうというデメリットがあります。

先ほど「日々の値動きの2倍くらい」と表現しましたが、これは言い換えれば、投資してから2日後、3日後の値動きが2倍ではないということなのです。具体例で見るとわかりやすいかと思いますので、次のグラフと表をご覧ください。

ifreenext fang+のチャート
出典:iFreeレバレッジFANG+の目論見書
<チャートの計算式>
基準日 対象指数
(FANG+)
当ファンド
1日目 100+10%
=110
100+20%
=120
2日目 110-9.09%
=100
120-18.18%
=98.18
3日目 100-10%
=90
98-20%
=78.54
4日目 90+11.11%
=100
78.54+22.22%
=95.99

このように、iFreeレバレッジ FANG+は、リスクが大きいこと、横ばい相場で価格が押し下げられることがデメリットです。

新NISAつみたて投資枠で買える?

iFreeNEXT FANG+インデックスは、新NISAのつみたて投資枠で買えます

新NISAつみたて投資枠で投資できるインデックスファンドは、金融庁の指定している指数に連動する商品に限られます。

【つみたて投資枠の指定インデックス例】

  • 日経225(日経平均株価)
  • S&P500
  • MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス など

しかし、指定インデックス以外の指数に連動させるインデックスファンドでも、アクティブファンド等の要件を満たせば、つみたて投資枠の対象商品となる場合があります。なお、インデックスファンドよりもアクティブファンドの要件のほうが厳しく定められています。

iFreeNEXT FANG+インデックスは金融庁の定める要件を満たしたため、2023年10月23日、対象銘柄に追加されました。

おすすめ証券会社の還元率比較

大手ネット証券には、投資信託を持っているだけで現金やポイントがもらえるサービスがあります。なんの特典もない金融機関で買うよりも間違いなくお得です。

銘柄によって還元率が異なる証券会社もあるので、銘柄ごとに最もお得なところで取り引きできるように、各証券会社の口座を開いて使い分けるのも良いでしょう。

iFreeNEXT FANG+インデックスの各証券会社の還元率は、以下の表のようになっています。

<還元率の比較>
順位 証券会社 運用時の
還元率
詳細
ページ
1 松井証券 0.32% 詳細
2 SBI証券 0.1% 詳細
3 マネックス証券 0.08% 詳細
4 auカブコム証券 0.05% 詳細

※年率(1万円保有している場合)

なお、楽天証券は2022年4月から運用中の定期的なポイント還元を廃止しました。

iFreeNEXT FANG+インデックスの場合、松井証券が最も還元率の高い証券会社です。2位のSBI証券と比べると3倍も多くポイントが還元されます。iFreeNEXT FANG+インデックスは、松井証券での購入を検討してみましょう!

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iFreeNEXT FANG+インデックスは、世界的に有名なテクノロジー企業10社へ集中投資できるインデックスファンドです。集中投資するということは、その分リスクも大きいので、投資する場合は注意しましょう。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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