給与振込口座としてゆうちょ銀行を使うのはダメ？【メリットとデメリット】

給与振込口座を決めるとき、「ゆうちょ銀行を使うのはダメかな」と不安になっていませんか？

もちろん、ゆうちょ銀行を選ぶことはダメではありません。しかし、「普段からATMをよく利用する人」や「銀行振込や送金をよく利用する人」、「少しでも高い預金金利を受け取りたい人」は、ゆうちょ銀行以外を選んだほうがお得になる場合があります。

このページでは、「ゆうちょ銀行を給与振込口座にするメリット・デメリット」、「給与振込口座におすすめの銀行5選」を紹介しています。せっかくならお得な銀行で給与を受け取りましょう！

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ゆうちょ銀行で給与を受け取るメリット
dゆうちょ銀行を給与振込口座にするデメリット
給与振込口座におすすめの銀行5選

ゆうちょ銀行で給与を受け取るメリット

ゆうちょ銀行を給与口座にするメリットは、全国どこにいても取引できる点でしょう。ゆうちょ銀行は日本全国に点在しており、店舗やATMの数は国内トップクラスです。「地方では取引できない！」ということはないので安心です。

また、ゆうちょ銀行の窓口は16時まで開いています。15時で窓口が閉まる銀行が多いなか、ゆうちょ銀行が1時間多く窓口で取引ができます。手続きなどで窓口へいくことが多い人はメリットとなるでしょう。

ゆうちょ銀行を給与振込口座にするデメリット

ゆうちょ銀行を給与振込口座にするデメリットは次の3点です。

ATM手数料がかかる場合がある
振込手数料がかかる
給与受取の特典がない

ATM手数料がかかる場合がある

ゆうちょ銀行に設置されているATMであれば、入金や出金に手数料がかかることはありません。しかし、コンビニや駅にあるATMでの取引は、時間帯によっては手数料がかかる場合があります。

近くにゆうちょ銀行がない場合や、ゆうちょ銀行が閉まっていてATMが利用できない場合は、コンビニや駅のATMを利用することもあるでしょう。急遽お金を引き出したいタイミングが、ATM手数料がかかる時間帯と被るかもしれません。給与を受け取る口座であれば気軽に出金できるようにしておきたいですね。

＜ATM利用にかかる料金・手数料＞
項目	平日		土曜		日曜・休日
項目	8：45～18：00	その他の時間帯	9：00～14：00	その他の時間帯	終日
ゆうちょATM （ゆうちょ銀行に設置）	無料
ゆうちょATM （コンビニや駅に設置）	無料	110円	無料	110円	110円
イーネットATM セブン銀行ATM ローソン銀行ATM	220円	330円	220円	330円	330円

振込手数料がかかる

ゆうちょ銀行では、振込手数料が下の表のように設定されています。同じ銀行宛に振込する場合、手数料のかからない銀行が多いですが、ゆうちょ銀行は、手数料が発生するため注意が必要です。

給与を他の銀行口座に振り込みたい人や、支払い方法として銀行振込をよく使う人はかなりのデメリットと言えるでしょう。

＜振込手数料＞
取扱内容	ゆうちょ口座宛	他行宛
取扱内容	ゆうちょ口座宛	5万円未満	5万円以上
窓口	146円	660円	880円
ATM	100円	220円	440円
ゆうちょダイレクト	100円（月5回まで無料）	165円

給与受取の特典がない

ネット銀行では、給与振込口座に設定するだけで、特典やポイントがもらえます。しかし、ゆうちょ銀行には、そのような特典はありません。

給与振込口座におすすめの銀行5選

「ATM利用手数料や振込手数料を安くしたい」、「給与受取の特典がほしい」という人は、ゆうちょ銀行以外の銀行を検討してみましょう。また、ゆうちょ銀行よりも高い利息が受けとれる銀行もあります。せっかくなら金利の高い銀行で給与を受け取ったほうがお得なので、金利の高さにも注目してみてください！

当サイトが給与振込口座におすすめする銀行は次の5行です。

楽天銀行
住信SBIネット銀行
SBI新生銀行
auじぶん銀行
三井住友銀行（Olive）

＜給与振込口座におすすめの銀行＞
項目	ATM手数料無料回数 /月	他行宛振込手数料無料回数 /月	普通預金金利	給与受取特典
楽天銀行	最大7回	最大3回	最大0.18％	あり
住信SBIネット銀行	最大20回	最大20回	最大0.11％	あり
SBI新生銀行	無制限^※1	最大10回	最大0.3％	あり
auじぶん銀行	入金：無制限出金：最大15回	最大15回	最大0.41％	あり
三井住友銀行（Olive）	無制限^※2	3回^※3	0.1％	あり
ゆうちょ銀行	なし	なし	0.1％	なし

※1）「シルバーステージ」以上かつ、ゆうちょ銀行（ファミマ設置含む）・全都市銀行・三菱UFJ信託銀行・三井住友信託銀行・商工中金のATMは対象外

※2）イーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATMは対象外

※3）SMBCダイレクトの場合

楽天銀行

楽天銀行には、対象サービスの利用状況や預金残高に応じてATM手数料や振込手数料の無料回数や楽天ポイントがもらえる「ハッピープログラム」があります。

ハッピープログラムの対象のサービスには、次のようなものがあり、毎月の取引件数を増やすことによってランクを上げられます。

給与・賞与受取
楽天銀行の振込・入金
楽天銀行での支払い
楽天Edyのチャージ
楽天証券の入金・取引

一番上のランクである「スーパーVIP」になれば、ATMの利用手数料は7回、振込手数料は3回まで無料です。さらに、給与や賞与を受け取るごとに3ポイントもらえます。

また、楽天銀行は楽天証券と一緒に口座開設をするとお得です！楽天証券との口座連携サービスである「マネーブリッジ」に登録することで、楽天銀行の普通預金金利が最大年0.18％^※に優遇されます。
※300万円までが「0.18％」、300万円を超えた分は「0.12％」。

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約5分で申込み完了します。

関連ページ

楽天証券のマネーブリッジとは【デメリットは？カード決済と併用できる？】

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行には、サービスの利用条件によりATM利用手数料・振込手数料の無料回数が優遇される「スマートプログラム」があります。ランク4になれば、ATM利用手数料・振込手数料はそれぞれ20回まで無料です。

＜スマプロランクの手数料無料回数＞
ランク	ATM利用	振込^※
ランク4	月20回	月20回
ランク3	月10回	月10回
ランク2	月5回	月5回
ランク1	月2回	月1回

※他の金融機関あての振込。住信SBIネット銀行・三井住友信託銀行あての振込手数料は無制限で無料。

「スマートプログラム」には、サービスの利用状況に応じてスマプロポイントが貯められるサービスもあります。住信SBIネット銀行を給与振込口座にすることでスマプロポイントを30ポイント貯められます。スマプロポイントは「1ポイント＝1円」として現金化できます。

SBI証券に住信SBIネット銀行は必要か？NISAの場合や同時開設・連携メリットも解説

また、住信SBIネット銀行はSBI証券とも相性の良い銀行です。住信SBIネット銀行とSBI証券を連携させると、以下のようなメリットがあるため、同時に口座開設しておくと便利です。

SBIハイブリット預金を利用できる
外貨入出金サービスを利用できる
米ドル定期自動入金サービスを利用できる

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SBI新生銀行

SBI新生銀行には、サービスの利用条件により優遇特典がもらえる「ステップアッププログラム」があります。

シルバーステージ以上になるとATMでの出金手数料は無料です。ただし、ゆうちょ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行などのATMでは手数料がかかるためご注意ください。

SBI証券と口座連携する「SBI新生コネクト」を利用することで、SBI新生銀行の優遇特典「ステップアッププログラム」のステージに最上位のダイヤモンドステージが適用されます。

ダイヤモンドステージには、以下のようなメリットがあります。

円普通預金金利が年0.3％
ネットでの他行宛振込手数料月10回まで無料
米ドル普通預金金利が年1％
米ドル/円の為替手数料が1ドルあたり片道6銭

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SBI新生銀行のメリット【SBI証券の同時口座開設・NISAに必要か解説】

また、SBI新生銀行には、他行からの1回1万円以上の振込入金で50円もらえる「キャッシュプレゼントプログラム」があります。住信SBIネット銀行を活用すると毎月現金を獲得できます！

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住信SBIネット銀行とSBI新生銀行を使ってほぼ自動でポイ活！【銀行ぐるぐる】

auじぶん銀行

auじぶん銀行には、対象サービスの利用状況や預金残高に応じてATM手数料や振込手数料の無料回数やPontaポイントがもらえる「じぶんプラス」があります。

じぶんプラスの対象のサービスには、次のようなものがあり、毎月のお取引件数を増やすことによってランクを上げられます。

給与・賞与受取
au PAY 残高へのチャージ
auマネーコネクト

一番上のランクである「プレミアム」になれば、ATM手数料は15回、他行あての振込手数料は15回まで無料です。さらに、給与や賞与を受け取るごとに15ポイントもらえます。

また、auじぶん銀行には、auカブコム証券と口座連携できるサービス「auマネーコネクト」があります。auマネーコネクトに申し込むだけで、auじぶん銀行の普通預金金利が優遇され0.21％にできるため、auカブコム証券も同時に開設しておくとお得です。

さらにauじぶん銀行は、au PAYとの連携で0.05％、au PAYカードとの連携で0.05％、auマネ活プランの加入特典で0.05％、auマネ活プランのゴールドカード特典で0.05％がそれぞれ上乗せされるため、優遇金利が業界最高水準の最大0.41％となります。

下のボタンから、auカブコム証券とauじぶん銀行を同時に開設できます。

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（口座開設ページにて口座開設完了してから、キャンペーンページでエントリーします。）
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投資家から選ばれる理由を解説しています。

三井住友銀行（Olive）

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Oliveアカウントを作成することで、次の3つの特典が必ずもらえます。

＜Oliveアカウントの基本特典＞
取引	特典
定額自動送金	振込手数料・取扱手数料ともに無料
定額自動入金	3契約分無料（1契約あたり100万円まで）
SMBCダイレクトの他行あて振込	月3回まで手数料無料
三井住友銀行の ATM手数料	24時間無料