ウェルスナビ(WealthNavi)での新NISAにデメリットはありますか?
お悩み
ウェルスナビ(WealthNavi)を利用しようと思っています。
新NISAで利用するにあたり、何かデメリットはありますか。
回答
ウェルスナビ(WealthNavi)には「おまかせNISA」というサービスがあります。「おまかせNISA」は2024年からの新NISAに全面対応します。しかし、デメリットとして、手数料の高さがあげられます。
ウェルスナビとは?
ロボアドバイザーと呼ばれる資産運用のアドバイスや補助をしてくれるサービスです。ウェルスナビでは、投資に関するかんたんな質問に答えるだけで、自分に合った投資商品を診断でき、その後の資産運用をすべておまかせできます。
おまかせNISAを利用すると、優先的にNISA口座内で買い付けされ、最適な資産配分を維持してもらえます。
ウェルスナビの「おまかせNISA」の手数料は年率最大1.1%です。NISAで人気のeMAXIS Slimシリーズの信託報酬は、0.05775%~0.22%です。比べるとウェルスナビの手数料はかなり高いことがわかります。
新NISAを利用するにあたり、手数料はなるべく低く抑えたいところです。手数料分だけ、将来のリターンは確実に目減りしてしまいます。よって、ウェルスナビの手数料の高さは、見過ごせないデメリットであると言えるでしょう。
しかしながら、ウェルスナビを利用すると、世界中の株式・債券・金・不動産に最適な配分で幅広く投資できます。さらに、リバランスや税金の最適化などむずかしいことは、すべておまかせできます。
「新NISAを活用したいけど、投資はむずかしくてよくわからない」という人にとっては、価値のあるサービスでしょう。
ウェルスナビの「おまかせNISA」は、新NISAで利用できます。ウェルスナビには手数料が高いというデメリットがあります。しかし、「すべておまかせしたい!」という人には魅力的なサービスだと言えるでしょう。