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【投資信託ランキング】個人投資家が選ぶ!Fund of the Year 2024の結果

【投資信託ランキング】個人投資家が選ぶ!Fund of the Year 2024の結果

2025年1月24日(金)に東京で開催された「個人投資家が選ぶ!Fund of the Year 2024表彰式」に参加しました。投資信託を運用する方々の言葉を直接聞ける貴重な機会でした。
※以下、個人投資家が選ぶファンドオブザイヤー

このページでは、「個人投資家が選んだ投資信託ランキング2024年の結果」、「上位3銘柄を運用する方々のコメント」を紹介しています。

【投資信託ランキング】個人投資家が選ぶ!Fund of the Year 2024の結果

「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year」とは

証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を個人投資家たちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。

出典:投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2024

個人投資家が選ぶファンドオブザイヤーは、個人投資家の投票によってランキングが決まります。

なお、2025年より「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」から「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year」に名称が変更されました。以前は、投資信託で資産運用するブロガーにとる投票をおこなっていましたが、今回より、投資経験のある個人投資家なら誰でも投票できるようになりました。

投票者は最大3つの投資信託に投票でき、投票順に3点・2点・1点が配点されます。なお、投票対象となる投資信託には、日本の証券会社を通じて買える海外ETFも含まれます。

2025年より、インデックスファンド部門とアクティブファンド部門に分かれて、ランキングが発表されました。各部門の結果は、以下のとおりです!

<ファンドオブザイヤー2024(アクティブ)>
順位 銘柄名/運用会社 獲得pt 投票者数
1 結い 2101
/鎌倉投信
76pt 30名
2 セゾン・グローバルバランスファンド
/セゾン投信
48pt 17名
3 コモンズ30ファンド
/コモンズ投信
39pt 17名
4 セゾン資産形成の達人ファンド
/セゾン投信
34pt 15名
5 SOMPO123 先進国株式
/SOMPOアセットマネジメント
28pt 10名
6 なかの日本成長ファンド
/なかのアセットマネジメント
25pt 12名
7 農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね
/農林中金全共連アセットマネジメント
24pt 11名
7 ひふみ投信
/レオス・キャピタルワークス
24pt 11名
9 楽天・高配当株・米国ファンド(四半期決算型)
/楽天投信投資顧問
24pt 10名
10 Tracers S&P500ゴールドプラス
/日興アセットマネジメント
12pt 6名

アクティブ部門

アクティブ部門では、鎌倉投信が運用する「結い2101」が最も票を集め、初の1位受賞となりました。2022年は「9位」に、2023年は「7位」ランクインしているファンドです。

個人投資家からは「透明性の高い情報発信を評価したい」、「社会的リターンに着目することで、長期投資を自然と促す仕組みが整っている」、「とにかく信用して放っておける」とのコメントが寄せられました。

また、昨年14位だった「セゾン・グローバルバランスファンド」が、2位の受賞となりました!2023年はセゾン投信トップの解任騒動で話題となりましたが、「変わらない手厚い顧客サポート」と「ネット証券を中心に販売経路を増やした」点が評価されていました。

そのほか、ランクインされたアクティブファンドの多くは、定期的な情報発信や豊富な情報が掲載されている月次レポートを評価する声が寄せられていました。

インデックス部門

インデックス部門では、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が最も票を集め、6年連続での1位受賞となりました。個人投資家からは、「初めの一歩」、「これで完結できる」、「投資の基本をかんたんに実現できる」といったコメントが寄せられました。

インデックス部門で2位を受賞した「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」には、「ここ15年のリターンと安定性は他の追随を許さない」、「オルカンに負けるな!」といった声が寄せられました。

5位を受賞した「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」や9位を受賞した「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」には低い信託報酬や実質コストを評価する声が紹介されていました。

さて、ここからは各部門の上位3銘柄の詳細と運用会社のコメントをご紹介します!

【第1位】結い2101/鎌倉投信

結い2101は、日本の未来につながる「いい会社」に投資をするアクティブファンドです。次なる世紀「2101年」に向けて、豊かな社会を、共に創造したいという想いが込められています。

受賞あいさつにて、鎌倉投信の鎌田さんは、「いかにお金を増やすかも大事だが、いかにいい未来を創っていくかを考えることも大事」とお話しされていました。結い2101は、個人投資家からも「投資をすることで、良い社会作りに貢献できる」と評価されているファンドです。

鎌田さんは、「投資信託は資産形成を超える力を持っている。いい未来を創っていく運用をこれからも続けていきたい」と述べられていました。

【第2位】セゾン・グローバルバランスファンド/セゾン投信

セゾン・グローバルバランスファンドは、日本を含む全世界の株式・債券に実質的に分散投資できる投資信託です。世界最大級の運用会社であるバンガード社のインデックスファンドを通じて、株式と債券へ半分ずつ投資します。

セゾン投信は、「長期・分散・積立」の大切さを世に広めてきた運用会社です。また、顧客との信頼関係をとても大切にしており、個人投資家からも熱い支持を得ています。

セゾン投信の瀬下さんは、セゾン・グローバルバランスファンドが2位を受賞したことに対し、「長期目線であること、リスクを抑えた運用をしていることが、個人投資家の皆さんに届いているようでうれしい」とお話しされていました。

「直近の成績は、インデックスファンドを下回っている」としつつも、「信じてもらえれば、長期的には必ずお返しします!」と力強くお話しされていました。

【第3位】コモンズ30ファンド/コモンズ投信

コモンズ30ファンドは、投資目線を30年として、世界で成長し続けられるグローバル企業30社に投資をするアクティブファンドです。

コモンズ投信の伊井さんは、日本が「世界で一番アクティブファンドマネージャーの顔がみえない国」であることを問題に上げ、この問題を解決するためにも、積極的に情報発信をおこなっていきたいと述べていました。

また、アクティブファンドを「日本酒の蔵元」に例え、「作り手の思い」を知ってもらうことがとても重要だと述べていました。

そして、「蔵元同士、争うのではなく、切磋琢磨し合うことで、それぞれのアクティブファンドがもっと良くなり、もっと市場を良くしていけたら」と今後の展望についてもお話しされていました。

個人投資家が選ぶファンドオブザイヤーは、個人投資家が自分たちにとって本当に良いと思える投資信託を投票で選び、それを広めるイベントです。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が6年連続で1位受賞となりました。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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