投資に対する誤解

みなさんの投資に対するイメージはどのようなものでしょうか？テレビや週刊誌などのマスコミや自分の周りの人たちによって、間違った情報で洗脳されていることが多いです。よく耳に入るのが、次の3つの訴えです。

• 投資はお金持ちがするもので、普通の人には必要ないこと
• 投資は大儲けするか、破産するかどちらか（完全なギャンブル）
• 投資はむずかしそうで、私にはきっと理解できない（思考停止）

まず1つ目の、「投資はお金持ちがするもので、普通の人には必要ないこと」についてですが、たしかに、お金持ちの人は投資をしていることが多いですね。特に、投資物件を買う“不動産投資”のようなお金をたくさん必要とする投資は、どうしてもお金持ちでないとむずかしいかもしれません。

しかし、少ないお金からでも投資をはじめられる金融商品はありますし（投資信託なら100円から）、何より、お金が少ないから投資をしないのではなく、将来のマネー計画をする中で不足する分を投資で補うという考え方もあると思います。ですから、投資資金がたまってから投資のことを考えると言うのは、ちょっと違います。

2つ目の、「投資は大儲けするか、破産するかどちらか」というのは、本当に極論ですね。テレビや雑誌に出てくるような、読者の目を引く記事をそのまま鵜呑みにしちゃってる人です。現実には堅実な投資を続けていらっしゃる方もたくさんいます。しかし、そういう方はなかなかメディアには取り上げられない（取り上げても面白味がない）ので、人の目に触れることが少ないのでしょう。また、周りに投資をされている方が少ないという環境で育った方は、こんな風に考えていらっしゃるかもしれません。

3つ目の、「投資はむずかしそうで、私にはきっと理解できない」と思考停止におちいってしまっている人も見かけます。投資はむずかしそうなイメージですし、専門用語が出てくると、途端にとっつきにくいお気持ちもわかります。他にも、以前に間違った投資方法で損をしてしまい、「二度と投資はしない」と自分の殻に閉じこもってしまっている人も見かけます。どうしてもはじめはある程度の知識を習得する必要がありますが、基本だけ押さえておけば、あとは専門的な知識を知らなくても続けられる投資もあります。