楽天証券のNISAはデメリットしかないから廃止すべきなのですか?
お悩み
楽天証券でNISA口座を開設しています。
最近、ネットなどで楽天証券のNISAはデメリットしかないと目にします。
デメリットしかないなら、楽天証券のNISA口座は、廃止すべきなのでしょうか。
回答
よほどのことがない限り、NISA口座は廃止しないほうが良いです。他の証券会社を検討している場合もNISA口座は持ち続けましょう。楽天証券のポイント還元率は、全盛期と比べて低くはなっています。しかし、デメリットしかないこともありません。楽天経済圏を利用している人にとっては、まだまだお得な特典があります。
NISA口座を廃止しないほうがいい理由
NISA口座を廃止してしまうと、NISA口座で保有している商品は課税口座へ払い出されるか、売却しなければなりません。
NISA口座を別の金融機関に変更する場合でも、楽天証券のNISA口座を廃止する必要はありません。楽天証券のNISA口座で保有している商品は、非課税期間が終了するまで持ち続けられます。
楽天市場でのお買い物がお得に
楽天証券では、楽天ポイントを「1ポイント=1円」として投資信託、国内株(ETF)、米国株(ETF)の購入に利用できます。
さらに、楽天には、対象のサービスを利用することで、楽天市場でのお買い物のポイント付与率をアップできるSPUという特典があります。楽天証券では、ポイントを使って投資をすることで、楽天市場でのお買い物のポイント付与率を「最大+1倍」上乗せできます。
月最大10万円までポイント還元を受けられる
楽天証券の投信積立には、ポイント還元が受けられる決済方法として、楽天カードクレジット決済と楽天キャッシュ決済があります。どちらも5万円まで積立設定可能となっており、これらを併用することによって、10万円までポイント還元を受けながら積立投資できます。
決済方法 | 低コスト投信 | 高コスト投信 | |
---|---|---|---|
楽天キャッシュ決済 | 0.5% | 0.5% | |
楽天カード クレジット 決済 |
通常 | 0.5% | 1% |
ゴールド | 0.75% | ||
プレミアム | 1% |
楽天証券には、お得に楽天ポイントを貯める仕組みが整っています。楽天経済圏を利用しているなど、ライフスタイルにマッチしていれば、そのまま楽天証券を使うと良いでしょう。他の証券会社に切り替えるとしても、NISA口座は廃止しないことをおすすめします。