塩漬けのひふみプラスは損切り・解約すべきでしょうか?
お悩み
ひふみプラスを数年前に買った者です。
運用成績はマイナスが続いており、塩漬け状態です。
これ以上マイナスになるのが落ち着かないので、損切りになることを受け入れて解約すべきか迷っています。
回答
もしかすると、ここ最近の上げ相場で塩漬け状態は解消されているかもしれませんね。
ひふみプラスは、長期的な資産形成を目的とした投資信託です。そのため、短期的な運用成績を理由に解約することはおすすめしません。ただし、塩漬け状態であることにより「もう信じて託せない」と思う場合、損切りするのも良いでしょう。
塩漬けとは?
持っている銘柄の価格が下がったことで、解約すると損失が出てしまうため、解約できずにいる状態を指します。
ひふみプラスは、国内株式を中心に運用されるアクティブファンドです。アクティブファンドは運用方針に沿い、ファンドマネージャーの指揮により市場の平均以上の利益を出そうとするものです。運用が不調なときは、インデックスファンドよりも成績が劣ってしまうことがあるでしょう。
最新のチャート、目論見書などをご覧いただけます。
よって、ひふみプラスのような長期の資産形成を目的としたファンドについて、短期的な不調や値下がりを理由に解約することはおすすめしません。直近の運用成績で不安になっている人は、長期的な視点で考えてみましょう。
ただし、塩漬け状態であることにより「もう信じて託せない」と思う場合、勉強代だと割り切って、損切りをしてでも解約を検討しましょう。そして今一度、ご自身の投資方針について考え直すことをおすすめします。
とれるリスクの許容範囲を超えているかもしれませんし、長期投資に対する腹落ちが不足しているのかもしれません。
ひふみプラスは、長期の資産形成を目的としたファンドです。短期的な運用成績の不調を理由に解約することはおすすめしません。ただし、「塩漬け状態が落ち着かない」、「今後の運用に期待できない」人は、損切りとなっても解約の検討をすると良いでしょう。