大和証券が解約ラッシュとのウワサを聞き新NISAを迷っています。
お悩み
大和証券でNISA口座を開設しています。
大和証券が解約ラッシュとのウワサを聞き、新NISAもこのまま大和証券でいいのか迷っています。
回答
大和証券のサービスがご自身とあっていなければ解約するのもひとつの手です。手数料やポイント還元率を重視するのであれば、新NISAから楽天証券やSBI証券に乗り換えをおすすめします。
当サイトのイチオシ「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」も、楽天証券やSBI証券では取り扱われていますが、大和証券では取り扱われていません。
最新のチャートをご覧いただけます。
大和証券は、サポートが充実している証券会社です。店頭取引を中心とした「ダイワ・コンサルティング」コースでは、担当者に投資の相談ができ、さらにアドバイスも受けられます。こうしたサポート体制を活用したい人には、最適な証券会社と言えます。
しかし、サポートが充実している分、楽天証券やSBI証券と比べると取引手数料が割高です。手数料の高さから解約する人が増えて、解約ラッシュとのウワサを聞いたのかもしれません。サポートが必要なければ、取引手数料の安い楽天証券やSBI証券に乗り換えると良いでしょう。
以下の表は、国内株・国内ETFの取引手数料を比較したものです。
比較項目 | 大和証券※1 | 楽天証券※2 | SBI証券※3 |
---|---|---|---|
5万円 | 2,750円 | 55円 | 55円 |
10万円 | 2,750円 | 99円 | 99円 |
20万円 | 2,750円 | 115円 | 115円 |
50万円 | 6,325円 | 275円 | 275円 |
100万円 | 12,650円 | 535円 | 535円 |
※1)「ダイワ・コンサルティング」コースの担当者経由の場合
※2)超割コース
※3)スタンダードコース
このように、楽天証券やSBI証券のほうが、手数料が割安となっています。
また、楽天証券やSBI証券は、投資信託の積立にクレジットカードが使えます。決済額に応じてポイント還元が受けられます。楽天証券では、「楽天ポイント」、SBI証券では、「Vポイント」が貯められてお得です。
対して、大和証券では、投資信託の積立にクレジットカードは使えません。
大和証券 | 楽天証券 | SBI証券 |
---|---|---|
取り扱いなし | 0.5~1% | 0.5~5% |
楽天証券
通常「0.5%」。ゴールドカードの場合「0.75%」、プレミアムカードの場合「1%」、楽天証券の受け取る信託報酬が0.4%以上であるファンドは、「1%」に還元率アップ。
SBI証券
通常「0.5%」。ゴールドカードの場合「1%」、プラチナカード※の場合「2%」、プラチナプリファードの場合「5%」に還元率アップ。
※プラチナプリファード以外
大和証券は、サポート体制が充実している証券会社です。投資に関するアドバイスを受けたい人には最適な証券会社です。サポートがなくても問題ない人は、楽天証券やSBI証券がおすすめです。