NISAつみたて投資枠はどこの証券会社も一緒の手数料ですか?
お悩み
NISAのつみたて投資枠は、どの証券会社でも一緒の手数料なのでしょうか?
回答
つみたて投資枠での取引は、どの証券会社を使っても、大きく変わりません。
ただし、取扱商品には差があるため、保有する銘柄によって、負担することになる費用に差が出る場合があります。
口座開設費用はどこでも無料
つみたて投資枠を使うためには、対応する金融機関で手続きを行い専用の非課税口座を作る必要があります。どの金融機関で口座を開いても手数料はかかりません。
購入時手数料もどこでも無料
NISA口座の開設が完了したら、投資信託を選んで購入することになります。ここでの購入手数料も一切かかりません。なぜなら、つみたて投資枠で売買できる投資信託の銘柄は金融庁が指定した「購入時手数料が無料の投資信託」に限られているからです。
よって、ここでも各金融機関の手数料の差はありません。
信託報酬(運用管理費用)で差が出る
投資信託を保有していると信託報酬(運用管理費用)を負担することになります。信託報酬率は、たとえ同じ指数に連動する投資信託であっても、それぞれ異なるため、銘柄選びは重要なポイントです。金融機関によっては取扱銘柄に大きな差があり、銘柄選びで負担することになる費用の差が発生します。
ネット証券は、取扱銘柄が豊富で、ポイント還元を受けられるサービスもあります。以下4社がつみたて投資枠におすすめの証券会社です。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
- 三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)
つみたて投資枠での取引は、はじめる段階では手数料はかかりません。費用の差が出るポイントは、保有する投資信託のそれぞれの信託報酬になります。より選択肢の多いSBI証券や楽天証券のようなネット証券での利用を検討してみてはいかがでしょうか。