円安で米国株(S&P500)をいつ買うかタイミングに迷っています。
お悩み
米国株を買うタイミングに迷っています。
投資候補としてはS&P500を検討しています。
今は、円安なので円高になるまで待つべきですか?
いつ買うのがいいのか、いいタイミングがあれば教えてください。
回答
米国株の個別銘柄を買う際は、為替の影響を考慮してタイミングを見極めることも重要です。しかし、S&P500に連動する投資信託への積立投資をするのであれば、円安や円高を気にする必要はありません。
為替差損
米国株を購入した後、円安(1ドル150円)から円高(1ドル100円)になったとします。ドルの価値が下がり、円の価値が上がるため、1ドルに対し50円分損失がでます。円安のときに買うと、株価が変動しなくても、損失を出す可能性があります。
円安のときに米国株を買えば、為替差損を出す可能性は大いにあります。短期的に利益を出す場合は為替の影響を考慮することも重要です。
しかし、為替はプロでも予測が困難です。ベストなタイミングは、後から振り返らないとわからないものです。そもそも為替を予測することは困難だと割り切って考えるほうが良いでしょう。
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積立投資であれば、毎月一定額を決まった日に投資していくので買うタイミングを悩むことはありません。円安でも円高でも機械的に投資していくことで、購入単価は平均化されていきます。
S&P500は、長期で右肩上がりの成長が期待されている指数です。円高や円安を気にせず、早めに積立投資をはじめると良いでしょう。
米国株投資では、円高のときに買って、円安のときに売るのが理想です。しかし、今後の為替はどうなるかわかりません。S&P500に連動する投資信託を積み立てるのであれば、早めにはじめると良いでしょう。