銀行・証券会社 - NISAにおすすめな金融機関は?
自分が運用したい商品が扱われているかが大前提
NISA(ニーサ 少額投資非課税制度)は、銀行や証券会社などの金融機関ではじめられます。
「じゃあ、給料が振り込まれている銀行ではじめようかな?」という方、ちょっと待ってください!
NISA口座は一度に複数口座開設できません。その金融機関で本当にいいですか?
- 投資信託や株を購入するときの手数料はどうなっていますか?
- ご自身が運用したいと思える投資信託が扱われていますか?
金融機関・証券会社によって手数料・商品の品ぞろえはずいぶん違ってきます。NISAをはじめる前に以下のポイントを確認しておきましょう。
金融機関によって運用できる商品が違う
銀行
投資信託の扱いはありますが、株を取り扱っていません。投資信託を販売していても、金融機関によっては販売本数が少ない場合もあるので要チェックです。
証券会社
投資信託も株も扱っています。一般的に銀行より投資信託の販売本数は多いですが、証券会社によって本数が違ってきます。ネット証券のSBI証券・楽天証券などは、投資信託の販売本数が2,500本超です。
自分が運用したい投資信託がどの金融機関で販売されているかを確認する場合は、投資信託の名前を検索すると、運用会社(◯◯アセットマネジメントなど)のウェブサイトが出てくるので確認しましょう。販売会社の一覧が掲載されています。
また、数年・数十年という長いスパンで使うものですから、転勤・転居する可能性を考えて、どこに住んでいても口座管理できる金融機関を選ぶことも重要です。どこに住んでいても取引ができるネット証券・ネット銀行は転居などにも強いです。
販売手数料はどうなっている?
投資信託の手数料のうち信託報酬はファンドによって一定ですが、販売手数料が証券会社によって異なる場合があります。一般的に、投資信託の売買にかかる手数料はネット証券が安いです。
1回取引をするだけなら、手数料は小さく感じるかもしれません。しかし積立投資をする場合、商品によっては買い付けするたびに販売手数料がかかってきます。手数料にお金を回すよりも、投資にお金を回したいという方ならなおさらです。自分の納得できる手数料の金融機関を選びましょう。
また、投資信託を選ぶときに、販売手数料がかからないノーロード投資信託を選択肢に入れるのも良いと思います。
金融機関の使い勝手をチェック
現在の制度ではNISA口座は1人1口座、1度口座を開設したら1年間は金融機関を変更できません。基本的に自分で商品を探して注文を行うネット証券は、使い勝手が重要になってきます。ネット証券の口座開設は無料なので、まずは普通に口座を開設し、使い勝手を確認してからNISA口座を開設するのも良いと思います。
代表的なネット証券 (2024年10月時点)
マネックス証券
【投資信託の買付手数料が無料のマネックス証券!】
- 投資信託の取扱本数1,767本
- 投信積立:100円~
auカブコム証券
【NISAで国内株などの買付手数料無料】
- 投資信託の取扱本数1,832本
- 投信積立:100円~
- 売買手数料無料のフリーETFを売買できます
SBI証券
【取扱商品が豊富 外国株の取り扱いも!!】
- 投資信託の取扱本数2,567本
- 投信積立:100円~
国内株の『買い・売り』 海外ETFの『買い』の手数料が無料です。
松井証券
【株・ETFなどの売買代金が無料】
- 投資信託の取扱本数1,890本
- 投信積立:100円~
- ロボアドバイザー「投信工房」が無料で診断・ポートフォリオを設定
NISA口座での株・ETF・REITなどの売買手数料が無料です。
楽天証券
【投資信託の取り扱いが豊富! 取引などで楽天のポイントが貯まる】
- 投資信託の取扱本数2,516本
- 投信積立:100円~
NISA口座での、国内株・ETF・REITの売買手数料が無料です。