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DIAMが業界最安の信託報酬「たわらノーロード」ファンドを続々と新設!

たわらノーロード

(2016年2月28日追記)
DIAMアセットマネジメントが、再び「たわらノーロード」ファンドを拡充するようです。今回新設されるのは「たわらノーロード 新興国株式」ファンド1本に、新たな試みとして注目を集めているスマートベータ(価格変動幅を最小にすることを目的とする)に関連するファンド3本です。

新興国株式ファンドは、昨年一般向けに販売をスタートした超低コストファンド「三井住友DC新興国株式インデックスファンド」の信託報酬をさらに下回る数値を設定しており、業界でも話題になっています。

スマートベータ関連ファンドに関しては、運用がはじめられたばかりで、まだデータが集まっていないということもあり何とも言えません。昨年12月18日に新設された「たわらノーロード 先進国株式」は、早くも純資産20億円を突破しており、今回の「たわらノーロード 新興国株式ファンド」にも大きな期待がかかります。

「たわらノーロード」シリーズと「注目インデックスファンド」の比較

新興国株式インデックスファンドの比較
投資信託名 運用管理
費用
信託財産
留保額
たわらノーロード 新興国株式 0.5346% 0.3%
三井住友 DC新興国株式インデックスファンド 0.6048% なし
たわらノーロードplusシリーズ (スマートベータ)
投資信託名 運用管理
費用
信託財産
留保額
たわらノーロードplus
先進国株式低ボラティリティ高配当戦略
0.918% 0.1%
たわらノーロードplus
国内株式高配当最小分散戦略
0.756% 0.3%
たわらノーロードplus
新興国株式低ボラティリティ高配当戦略
0.972% 0.3%

(2015年12月3日追記)

11月20日に「たわらノーロード 日経225」の新設を発表してから約2週間、宣言通りDIAMから「たわらノーロード」ファンドの拡充が発表されました! 今回の発表で新たに5本のファンドが追加され、全6本のシリーズになりました。

資産分野ごとに、現在もっとも低水準のコストを提示している人気インデックスファンドと比較してみましたが、見事に、これまでの最安ファンドを下回るコストを示していますね。ちなみに、今回の発表に合わせてSBI証券が新たに販売会社に名を連ねていますので、市場の反応が良かったのでしょうね。

「たわらノーロード」シリーズと「人気インデックスファンド」の比較

国内債券インデックスファンド
投資信託名 運用管理
費用
信託財産
留保額
たわらノーロード 国内債券 0.162% なし
三井住友
日本債券インデックス・ファンド
0.1728% なし
先進国債券インデックスファンド
投資信託名 運用管理
費用
信託財産
留保額
たわらノーロード 先進国債券 0.216% なし
三井住友
DC外国債券インデックスファンド
0.2268% 0.1%
先進国株式インデックスファンド
投資信託名 運用管理
費用
信託財産
留保額
たわらノーロード 先進国株式 0.243% なし
三井住友
DC全海外株式インデックスファンド
0.27% なし
先進国リートインデックスファンド
投資信託名 運用管理
費用
信託財産
留保額
たわらノーロード 先進国リート 0.378% なし
〈購入・換金手数料なし〉
ニッセイ グローバルリートインデックスファンド
0.486%以内 なし
国内リートインデックスファンド
投資信託名 運用管理
費用
信託財産
留保額
たわらノーロード 国内リート 0.324% なし
〈購入・換金手数料なし〉
ニッセイ Jリートインデックスファンド
0.3618% なし

追記ここまで

—————————-

(2015年11月24日執筆)

楽天証券が9月に超低コストファンドの販売を開始してから、にわかに投信業界がざわついています。11月12日には、ニッセイが既存の低コストファンドの信託報酬のさらなる引下げを発表しました。

すると、11月20日に今度はDIAMが、これまで日経平均株価連動型の投資信託で業界最安の信託報酬であった「ニッセイ日経225インデックスファンド」をさらに下回る信託報酬の「たわらノーロード 日経225」の新設を発表しました!

「たわらノーロード日経225」と「ニッセイ日経225インデックスファンド」の比較

日経225連動型インデックスファンド
投資信託名 運用管理
費用
信託財産
留保額
たわらノーロード 日経225 0.2106% なし
ニッセイ日経225インデックスファンド 0.27% なし

ご覧いただけるように、これまで日経225インデックスファンドで絶対的な存在であった「ニッセイ日経225インデックスファンド」の信託報酬をさらに下回っています。ついにこの聖域までコスト引き下げの波がおしよせてきたのかと驚きでいっぱいです。

この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部

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