SCHDの配当利回りは?どこで買える?取り扱いのある証券会社を解説
SCHDは、長期にわたって安定した配当を出す優良な企業にまとめて投資できる米国ETFです。投資家からの人気はすさまじく、純資産総額は約9兆円にのぼります。 ちなみに、日本で最も純資産総額の大きい投資信託である「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の純資産総額は、約5兆円です。
このページでは、SCHDの配当利回りや、取り扱いのある証券会社について解説しています。
このページのもくじ
SCHDはどんなETF?
評価・おすすめ度 | ★★★★★(5/5) |
---|---|
連動対象 | ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス |
設定日 | 2011年10月20日 |
分類 | 海外ETF |
経費率 (信託報酬) |
0.06% |
直近配当利回り | 3.85% |
(2025年4月現在)
SCHD(シュワブ・米国配当株式ETF)とは、米国の高配当株に分散投資できる米国ETFです。ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックスに連動する成果を目指して運用されます。
ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス
ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックスは、長期間にわたって安定した配当を出す米国企業100社で構成される指数です。
次の3つの条件を満たした銘柄が指数に採用されます。
- 時価総額が5億ドル以上あること
- 10年以上の期間にわたって連続増配していること
- 業績や財務状況などが優良であること
ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックスへの連動を目指す「SCHD」は、優良な増配企業にまとめて投資をしていることがわかりますね。
SCHDの配当利回りと分配金(配当金)
SCHDの直近の配当利回りは、3.85%です。SCHDの決算月は、3月、6月、9月、12月の年4回で、直近の1株あたりの分配金(配当金)は、0.2488ドルです。
同じく、高配当ETFとして人気のあるVYMやSPYD、HDVと比較しても、SCHDは、高い配当利回りであることがわかります。
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SCHDはどこで買える?取り扱いのある証券会社
現在、SCHDは日本では取引されておらず、残念ながら購入することができません。よって、国内で取り扱いのある証券会社は0ということになります。
しかし、実質的にSCHDを購入する方法はあります。SCHDに投資をする投資信託を購入する方法です。
投資信託を購入する方法
SCHDを投資対象とする投資信託は、次の2本あります。
- 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)
- SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)
「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」は、楽天投信投資顧問が運用するファンドです。投資家からは「楽天SCHD」とよばれています。
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)は、SBIアセットマネジメントが運用するファンドです。投資家からは「SBI・SCHD」とよばれています。
どちらも年4回決算がおこなわれ、分配方針に基づき分配がおこなわれます。安定した配当金を得たい人には検討すべきファンドと言えるでしょう。
楽天SCHDとSBI・SCHDの違い
楽天SCHDとSBI・SCHDは、信託報酬と分配月、販売会社に違いがあります。
信託報酬は、SBI・SCHDのほうが低く設定されています。しかし2025年5月より、2つのファンドの信託報酬は同水準に設定される予定です。どっちを選ぶかは迷いどころですが、分配月が異なるため、両方買うのもアリでしょう。
楽天SCHDとSBI・SCHDの買い方は、それぞれ次の記事で解説しています。ぜひご確認ください。
SCHDは、米国の高配当株に分散投資できる米国ETFです。現在国内の証券会社では取り扱いがありません。ただし、投資信託に投資することで、SCHDに実質的に投資できます。
この記事の執筆者

やさしい投資信託のはじめ方編集部
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