100万口座突破!お得なつみたてNISAをはじめよう!
金融庁の発表によると、つみたてNISA(積立NISA)の口座開設数は2018年12月末時点で1,037,169口座となり、開始から1年で100万口座を突破しました!なぜこんなにたくさんの人が利用しているのか、つみたてNISAの魅力や人気の投資信託をひと目でわかるようにまとめてみました!
Contents
つみたてNISA 3つの魅力
100万人以上が利用している、「つみたてNISAの3つの魅力」をかんたんに説明します。
①20年間非課税
つみたてNISAは、1年目は投資信託を積み立て購入します。その後20年間の運用で発生した分配金や売却益は全て非課税になります!一般口座や特定口座であれば、所得税・住民税・復興特別所得税で20.315%の所得税がかかります。しかしNISA口座では、これらの税金がかかりません。運用益がすべて手に入ります。
②少ない資金でも最大限活用できる
一般NISAを最大限活用するには、毎年120万円が必要です。一方のつみたてNISAは毎月の投資上限額が33,333円と決められており、年間合計40万円で制度をフル活用できます。
③2037年まで毎年40万円、最大800万円の非課税投資枠
1年単位で見ていくと、最初の1年しか投資信託を購入できませんが、次の年になると新しい非課税投資枠が与えられます。
現時点では、非課税投資枠は2037年まで追加されるので、2018年からつみたてNISAをはじめた場合、最大で800万円の非課税投資枠が与えられるのです。しかし、非課税投資枠は次の年には持ち越せません。2019年の枠は2020年には消えてしまいます。2020年からつみたてNISAをはじめた場合、2018年と2019年の枠は使えないので、使える非課税投資枠は最大でも720万円分となってしまいます。
つまり、つみたてNISAは早くはじめないと損なのです!
詳細は「つみたてNISA(積立NISA)とは?現行NISAとの比較、メリット・デメリットをチェック」でくわしく解説していますので、こちらもご覧ください。
つみたてNISAで人気の投資信託
つみたてNISAで人気の投資信託を一覧にしてみました。上位のものほど、たくさん買われています。
順位 | ファンド名 /カテゴリ |
純資産 総額 |
リターン (3年) |
最新 価格 |
---|---|---|---|---|
ニッセイ日経225インデックスファンド /日本株 |
1,417億円 | 7.61% | 詳細 | |
ひふみプラス /日本株 |
5,533億円 | 9.86% | 詳細 | |
<購入・換金手数料なし> ニッセイ外国株式インデックスファンド /外国株(先進国) |
1,022億円 | 8.14% | 詳細 | |
4 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス /外国株(先進国) |
299.4億円 | – | 詳細 |
5 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) /外国株(先進国) |
99.8億円 | – | 詳細 |
6 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド /外国株(先進国) |
302.8億円 | – | 詳細 |
7 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) /バランス |
198.7億円 | – | 詳細 |
8 | <購入・換金手数料なし> ニッセイTOPIXインデックスファンド /日本株 |
207.7億円 | 5.03% | 詳細 |
9 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス /外国株(新興国) |
119.9億円 | – | 詳細 |
10 | 世界経済インデックスファンド /バランス |
584.8億円 | 4.32% | 詳細 |
1位から10位までのうち、9本がインデックスファンドです。
つみたてNISAは購入できる投資信託が決められており、インデックスファンドやバランスファンドのようなリスクが低い投資信託がほとんどです。これらのインデックスファンドは、運用期間中にかかる運用管理費用(信託報酬)が低く抑えられているので、20年という長期投資に向いた投資信託と言えます。
つみたてNISAのはじめ方
ここまで読んで、つみたてNISAをはじめたい!と思ったら、証券口座を開設しましょう。証券口座開設時につみたてNISA口座も一緒に開設できます。つみたてNISA対象の投資信託は、どのネット証券も取り扱い本数に大きな差がないので、キャンペーン内容で証券会社を選んではいかがでしょうか。
なお、NISA口座は1人1口座しか開設できません。また一般NISAとつみたてNISAは併用できないので、どちらかを選ぶ必要があります。
まとめ
簡単ではありますが、つみたてNISA(積立NISA)の魅力について紹介してきました。1年で100万口座を突破ということは、それだけ多くの人に支持されているのです。とてもお得な制度なので、しっかり活用して資産形成したいですね!
この記事の執筆者
やさしい投資信託のはじめ方編集部
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