新NISAの成長投資枠でレバナスに投資する裏ワザはありますか?
お悩み
いままで一般NISAでレバナスに投資をしてきました。
しかし、新NISAでは、成長投資枠であってもレバナス系の投資信託に投資できないと聞きました。
何か、レバナスに投資する裏ワザがありましたら教えていただきたいです。
回答
質問者様のおっしゃるとおり、新NISAの成長投資枠では、レバナスには投資できません。残念ながらレバナスに投資する裏ワザもありません。
レバナスとは?
NASDAQ100指数にレバレッジをかけて運用される投資信託のことです。NASDAQ100指数は、アメリカのナスダック市場に上場されている大規模な会社100銘柄(金融銘柄以外)から構成されています。
レバナスは、NASDAQ100指数の2倍程度の値動きになるように運用されます。そのため、高い値上がり幅も期待できますが、値下がり局面では、大きなリスクを負うことになります。
一般NISAでは、約6,000本の中から投資信託を選べました。しかし、新NISAの成長投資枠では、約2,000本の投資信託に絞られます。安定的な資産形成にふさわしくないものは、投資対象から除外されるためです。
具体的には、以下の投資信託が対象外となります。
- 信託期間20年未満の投資信託等
- 毎月分配型の投資信託等
- デリバティブ取引を用いた一定の投資信託等
レバナスは、「デリバティブ取引を用いた一定の投資信託等」に当てはまるため、新NISAの成長投資枠でも投資できません。類似銘柄も対象外となるため、レバナスに投資できる裏ワザも代替案ありません。
レバナスのようなレバレッジ型の投資信託は、主に短期売買を目的とされています。そのため、レバナスは、長期の資産形成を前提としたNISA制度とは、相性が悪い銘柄と言えます。今後も新NISAで投資できるようにはならないでしょう。
新NISAの成長投資枠では、レバナスに投資できません。デリバティブ取引を用いた一定の投資信託等は除外されてしまうため、新NISAの成長投資枠で投資できる裏ワザもありません。どうしても、レバナスに投資をしたい場合は、課税口座での購入を検討してみてください!