暴落が来たらiDeCoの出口戦略はどうすればいいですか?
お悩み
iDeCoの受取時に暴落が来たら、どうすればいいのでしょうか?
出口戦略があれば教えてください。
回答
iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)の給付を受けるタイミングで暴落相場が訪れた場合、出口戦略としては次の2つが考えられます。
- 一時金の受け取るタイミングを遅らせる
- 年金で受け取る
一時金の受け取るタイミングを遅らせる
iDeCoの老齢給付は、原則60歳から受け取れるようになります。しかし、60歳になったら必ず受け取らなければならない、というわけではありません。最長75歳までタイミングを遅らせられます。
よって、相場が回復するまで、一時金の受け取るタイミングを遅らせると良いでしょう。
年金で受け取る
iDeCoの老齢給付は、一括(一時金)のほか、分割(年金形式)で受け取ることもできます。
ただし、年金形式で受け取ると、一時金で受け取るよりも、税制優遇が手薄になる場合にはご注意ください。
なお、年齢を重ねるとともに、株式の割合を減らし、債券や定期預金の割合を増やしていけば、もし受取時に暴落相場が来ても値下がりを軽減できます。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
iDeCoの受取時に暴落が来たら、「一時金の受け取るタイミングを遅らせる」または「年金で受け取る」という出口戦略をとると良いでしょう。