ダイワUSリートずいぶん下がりましたね。どこまで下がるんでしょうね。
お悩み
ダイワUSリートの価格は、ずいぶん下がりましたね。どこまで下がるんでしょうね。てっきり大和証券で買ったのかと思ったら、野村證券で買ってました。それはそれとして、この投資信託の評価はいかがでしょうか？（50代・男性）
回答
ダイワUSリートの価格が下がっている理由として、毎月分配型の投資信託であることがあげられます。当サイトでは、積立投資に不向きな投資信託と評価しています。
ダイワUSリートとは？
ダイワ・US-REIT・オープン（毎月決算型）のことです。米国のリートに投資をし、配当利回りを重視した運用により信託財産の成長を目指す毎月分配型の投資信託です。野村證券やSBI証券で購入できます。
毎月分配金が支払われるのは、投資家から集めた資金を分配金として払い戻しているからです。投資信託の資産から支払われることになるので、支払われた金額分、投資信託の価格は下がります。
長期の資産形成をしていくのであれば、毎月、投資したお金が戻ってくる仕組みは積立投資に不向きです。毎月支払われる分配金には、その都度20.315％の税金がかかります。分配金を再投資に回すとき、再投資額が少なくなり投資効率が悪くなります。
また、ダイワUSリートは基準価格が下がっていても、毎月分配金を出しています。このように過度に分配金を出している状態をタコ足分配といいます。タコ足分配をしていると、投資信託の資産は減り、価値も下がっていきます。このような投資信託の今後の見通しは明るいとは言えないでしょう。
最新のチャートをご覧いただけます。
当サイトでは、ダイワUSリートは積立投資には不向きの投資信託と評価しています。こつこつ資産形成をしていきたいのなら、つみたてNISA対象銘柄から投資対象を選ぶのがおすすめです。
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