新NISAの成長投資枠と積立投資枠は同じ銘柄がおすすめなのですか？

お悩み

新NISAで投資する銘柄について相談です。
成長投資枠に投資する銘柄は、積立投資枠と同じ銘柄にするのがおすすめだと耳にしました。
成長投資枠は、投資できる銘柄の範囲が広がるので、同じ銘柄を選ばないほうが分散投資できている気がします。

回答

特にこだわりがなければ、成長投資枠はつみたて投資枠と同じ銘柄にするのがおすすめです。つみたて投資枠と成長投資枠には、それぞれ対象商品の要件が定められていますが、より厳しい基準に限定されているのは「つみたて投資枠」のほうです。そのため、長期投資に適したラインナップとなっています。

なお、当サイトではイチオシ銘柄として「eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）」を紹介しています。新NISAで買う銘柄は、成長投資枠もつみたて投資枠もこれ1本で十分です。

この投資信託を選べば、たった1本で投資先が幅広く分散されたポートフォリオを完成させられます。経済の移り変わりに合わせて組み入れ銘柄を入れ替えられるため、常に合理的な資産配分を保ってもらえます。

つみたて投資枠では選べない投資信託・ETF・個別株に投資したい人は、成長投資枠で異なる銘柄を選ぶのも良いでしょう。ただし、それはポートフォリオとしては分散投資にならず、むしろ集中投資をすることになります。

基本的に、成長投資枠とつみたて投資枠への投資は、両方とも「eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）」で問題ありません。1本のみなので、リバランスの際、資産状況の把握もかんたんになります。「ほったらかし」にできるので続けやすいのもポイントです。

当サイトのイチオシ銘柄「eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）」であれば、これ以上の分散を考えて複数の銘柄を組み合わる必要はありません。成長投資枠もつみたて投資枠もこの銘柄で問題ありません。