住信SBIネット銀行とSBI新生銀行は両方を利用する意味ありますか?
お悩み
SBI証券で口座を開設しようと思います。
SBI証券に口座連携できる銀行として、住信SBIネット銀行とSBI新生銀行があるようですが、両方を利用する意味ありますか?
回答
住信SBIネット銀行とSBI新生銀行は、それぞれ利点が異なるので、両方を利用する意味はあるでしょう。ただし、SBI証券と口座連携できるのは、どちらか一方です。
金利の高さを重視する人は、SBI新生銀行とSBI証券を口座連携させて、住信SBIネット銀行はメインバンクとして使うのも良いでしょう。SBI証券での取引のしやすさを重視する人は、住信SBIネット銀行とSBI証券を連携させて、SBI新生銀行をメインバンクとして使うのもおすすめです。
2024年11月1日から、SBI新生銀行のダイヤモンドステージ判定が「SBI新生コネクト」から「SBI証券との口座振替契約」に変更されます。
SBI証券との口座振替契約は、SBI証券と住信SBIネット銀行を連携すると使える「SBIハイブリット預金」と併用できます。そのため、「SBIハイブリット預金」を使っていても、SBI新生銀行の普通預金金利を「0.3%」にできるようになります。
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は、目的ごとに口座を分ける「目的別口座」を作れます。目的別口座に自動振替する設定もできるため、自動貯金ができて大変便利です。
さらに、住信SBIネット銀行では、住信SBIネット銀行とSBI証券間の外貨の入出金を無料でできる「外貨入出金サービス」も利用できます。SBI証券の米国株取引は1米ドルあたり25銭の為替コストがかかるところ、住信SBIネット銀行では、1米ドルあたり6銭(外貨積立なら無料)です。
住信SBIネット銀行で米ドルの買付をおこない、外貨入出金サービスを利用してSBI証券口座に入金すれば、為替コストを大変低く抑えられます。なお、「外貨入出金サービス」は、後述するSBI新生コネクトを設定していても使えます。
SBI新生銀行
SBI新生銀行は、住信SBIネット銀行よりも定期預金金利が高く設定されています。また、住信SBIネット銀行のATM手数料の無料回数に制限があるのに対し、SBI新生銀行は、回数制限なしにできます。
比較項目 | SBI新生銀行 | 住信SBI ネット銀行 |
|
---|---|---|---|
円普通預金金利(年率) | 0.11% | 0.1% | |
円定期預金 金利(年率) |
1か月 | 0.25%※1 | 0.125% |
1年 | 0.25%~0.26%※1 | 0.125% | |
5年 | 0.5%※1 | 0.4% | |
ATM手数料 の無料回数 |
入金 | 回数 無制限※2 |
入出金 あわせて 月2回 ~月20回 |
出金 | 月5回~ 回数 無制限※2 |
(2024年10月時点)
※1)インターネット限定の円定期預金(100万円以上)の金利
※2)ゆうちょ銀行(ファミマ設置含む)・全都市銀行・三菱UFJ信託銀行・三井住友信託銀行・商工中金のATMは対象外
※3)スマート認証NEOの登録がある場合
SBI証券との連携
SBI証券に口座連携できるのはどちらか一方の銀行口座です。
住信SBIネット銀行と連携すると、SBI証券の買付余力に反映される「SBIハイブリッド預金」が使えます。購入できる商品に制限がなく、さらに、外貨積立の為替コストが無料でSBI証券へ即時入金できるため、米国株・米国ETFの購入をしたい人と相性が良いでしょう。
SBI新生銀行との連携サービス「SBI新生コネクト」を設定すると、SBI新生銀行の普通預金金利が0.3%に金利が優遇されます。また、米ドル普通預金金利が最大年1.0%になるうれしい特典もあります。しかし、SBI証券には、投資信託の積立投資分の入金しかできないため注意が必要です。
比較項目 | 住信SBIネット銀行 | SBI新生銀行 |
---|---|---|
連携 サービス |
SBIハイブリッド 預金 |
SBI新生コネクト |
連携後 の金利 |
0.11% | 0.3% |
SBI証券の 買付余力 |
○ 反映される | × 反映されない |
対象商品 | 投信(スポット買付・積立買付)、 株式・ETF、 債券、先物など |
投信(積立買付) のみ |
その他 | 外貨積立の 為替コストが無料 (SBI証券へ 即時入金可能) |
米ドル普通預金金利が 最大年1.0% |
住信SBIネット銀行やSBI新生銀行は、SBI証券の口座開設ページから同時に開設できます。下のボタンから、口座開設申込ページにとべます。
約5分で申込み完了します。
ページ遷移後、「口座開設にすすむ」ボタンを押して、各銀行の申し込み選択画面で「申し込む」にチェックを入れます。
約5分で申込み完了します。
住信SBIネット銀行とSBI新生銀行の両方使うことも選択肢の1つです。住信SBIネット銀行は、SBI証券の口座を連携し、ATMの利用は、回数制限のないSBI新生銀行といったような使い分けもできるでしょう。